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ISO規格における「リスク及び機会への取り組み」とは?定義や実践方法を解説

ISO規格において「リスク及び機会への取り組み」は、マネジメントシステムの構築および運用における根幹を成す要素の一つとして位置づけられており、組織の持続的発展および戦略的目標の達成に不可欠な要素です。

リスク・機会を的確に識別・評価し、これに対して適切な処置を講じることは、単に規格上の要求事項を充足するにとどまらず、経営資源の効果的な活用ならびに事業継続性の確保にも寄与します。

本記事においては、ISO9001規格の要求事項に準拠した視点から、「リスク及び機会」の概念、取り組みによって期待される効果、ならびに実務上求められる具体的な対応手法について、事例を交えつつ体系的に解説します。

ISO規格における「リスク及び機会への取り組み」とは

ISO規格における「リスク及び機会への取り組み」とは、マネジメントシステムの有効性を確保し、規格が要求する成果の達成や、継続的改善を推進するための基本的枠組みです。

6.1 リスク及び機会への取組み
6.1.1
品質マネジメントシステムの計画を策定するとき、組織は,4.1 に規定する課題及び 4.2に規定する要求事項を考慮し、次の事項のために取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならない。

a) 品質マネジメントシステムが、その意図した結果を達成できるという確信を与える。
b)望ましい影響を増大する。
c) 望ましくない影響を防止又は低減する。
d)改善を達成する。

6.1.2
組織は、次の事項を計画しなければならない。

a)上記によって決定したリスク及び機会への取組み
b)次の事項を行う方法
1)その取組みの品質マネジメントシステムプロセスへの統合及び実施(4.4 参照)
2)その取組みの有効性の評価
リスク及び機会への取組みは、製品及びサービスの適合への潜在的な影響と見合ったものでなければならない。

出典:JISQ9001:2015 品質マネジメントシステム要求事項

この枠組みでは、自社・自組織の活動に起因する「リスク及び機会」を網羅的に識別・評価し、対応方法や管理策の策定・実施が求められます。

「リスク及び機会への取り組み」は、単なるリスク回避にとどまらず、組織の戦略的目標に資する機会の最大化を含意しており、戦略的意思決定と密接に関係するものです。たとえば、ISO 9001では品質マネジメントの実効性向上、ISO/IEC 27001では情報資産の保護強化を目的とした適用が要求されます。

ISO規格の認証を維持するためにも、「リスク及び機会への取り組み」を通じて、企業や組織を取り巻く環境変化への適応力を高め、利害関係者との信頼関係の構築・維持を図るとよいでしょう。

ISO規格における「リスク」

ISO 9001規格における「リスク」は、要求事項6.1「リスク及び機会への取り組み」で規定されている「望ましくない影響」を指します。品質マネジメントシステムの成果を確実に達成し、企業・組織において「望ましくない影響」を回避するとともに、体制の継続的改善を推進するために必要な要素です。

ISO規格では「リスクに基づく考え方(risk-based thinking)」が全体を通じた基本的アプローチとして採用されています。企業・組織はマネジメントシステムの計画および体制構築にあたり、リスクの識別・評価・対応の体系的な実施が必要です。なお、明示的な文書化の義務は課されていません。一方で、必要と判断されれば文書を作成・保管する場合もあります。

求められているのは「リスク及び機会への取り組み」が、マネジメントシステムに適切に反映されていることです。リスクの未然予測・回避は、管理体制の安定性を確保し、顧客満足の維持および向上にも寄与します。

ISO規格における「機会」

ISO 9001の要求事項における「機会」とは、「取り組みの実施に適した時期」を指します。要求事項6.1「リスク及び機会への取り組み」に規定されており、効果的な時期に最適な取り組みを実施し、「望ましい影響を増大する」ことが目的です。

これにより、マネジメントシステムの有効性を高め、継続的改善を推進します。ISO規格において「機会」とは、単なるリスクの反対概念ではなく、組織の戦略的目標の達成に資する有益な可能性全般を意味する用語です。たとえば、プロセスの革新や新市場の開拓、顧客満足度の向上などが含まれます。

企業や組織は、こうした機会を体系的に把握・評価し、必要に応じてマネジメントシステムに適切に反映させることが不可欠です。「リスク」と同様に、対応の項目に関する文書化は必須ではありませんが、整合的かつ効果的に取り組みが実施されていることが審査上重視されます。

ISO規格における「リスク及び機会」の位置づけ

ISO 9001における「リスク及び機会」は、要求事項6.1リスク及び機会への取組みにおいて明示的に規定されており、他の要求事項にも横断的に関与する概念という位置付けです。具体的には、要求事項4組織の状況において、組織の状況および利害関係者のニーズ・期待を把握する際に、リスク及び機会を考慮すること、と定義されています。

要求事項5リーダーシップでは、トップマネジメントが方針策定および役割・責任の明確化において、リスク及び機会を反映させるよう義務付けられています。要求事項7支援および8運用では、資源の整備や業務プロセスの運用、要求事項9では、パフォーマンス評価および内部監査・マネジメントレビューを通じた継続的評価において不可欠な要素です。

さらに、要求事項10改善では、是正処置および改善活動の契機として、リスク及び機会への取り組みが密接に関連しており、認証取得時の審査だけでなく、定期審査(サーベイランス審査)・再認証審査・更新審査においても欠かせません。このように、ISO規格における「リスク及び機会」は、マネジメントシステムの構築・運用・評価・改善の全段階にわたって、中核的役割を担う要素として位置づけられます。

「リスク及び機会への取り組み」は、企業や組織の目標達成に向けて戦略的に機会を最大限活用し、潜在的なリスクの体系的な抑止が目的です。この取り組みにより、目標達成の確実性を高め、同時に不確実な事象が引き起こす不利益の最小化につながるでしょう。

「リスク及び機会への取り組み」を実践する効果

「リスク及び機会への取り組み」の実践は、以下の効果をもたらします。

  • ガバナンスの改善
  • 継続的改善に関する企業文化の構築
  • 製品・サービスの品質の標準化
  • 顧客の信頼感・満足度の向上

企業や組織にとって、具体的にどのような効果が得られるのか、「リスク及び機会への取り組み」を実施するメリットについて解説します。

ガバナンスの改善

「リスク及び機会への取り組み」の実践は、組織のガバナンス体制に対し多面的かつ本質的な改善効果をもたらします。具体的には、リスクを網羅的かつ体系的な識別・評価により、経営判断における不確実性を低減し、意思決定の透明性および整合性の確保に寄与する仕組みです。

加えて、機会の適切な認識と活用が組織戦略と結び付けられ、中長期的視点で持続的成長の基盤が構築されます。各対応策が役割と責任に応じて適正に配置・実行されることで、内部統制の有効性が強化され、組織全体における要求事項への適応力向上にも効果的です。「リスク及び機会への取り組み」を通じて、リスク感度の高い組織文化が醸成され、結果としてガバナンスの改善と高度化が実現します。

継続的改善に関する企業文化の構築

「リスク及び機会への取り組み」の実践は、継続的改善に関する企業文化の構築に対して実質的かつ持続的な効果をもたらします。リスクの継続的な識別や対応基準・方法を組織活動に内在化させることで、社員や組織構成員全体の課題意識が向上し、予防的視点の定着促進に効果的です。

機会の把握・活用を通じて、業務プロセスの最適化や新たな付加価値創出に資する自律的な改善行動も喚起されます。これらの活動が企業・組織全体で共有されて構造として定着すれば、改善活動が個人の属人的対応にとどまらず、全社的なマネジメントサイクルの一環としての制度化も実現するでしょう。リスク及び機会への取り組みは、自発的な継続的改善を中核とする企業文化の確立・醸成にも寄与します。

製品・サービスの品質の標準化

「リスク及び機会への取り組み」の実践は、製品・サービスの品質標準化に対しても実効的な効果をもたらします。リスクを体系的に識別・管理する体制ができ、品質に影響を及ぼす要因を事前に把握し、ばらつきや不具合の発生を予防する仕組みが構築されるためです。

一方、機会の把握・活用においては、最適なプロセスや技術の導入が推進され、業務の均質化と効率化が実現します。品質管理体制の一貫性が高まることから、標準化された製品・サービスの提供も実現可能です。

さらに、企業・組織全体でリスクと機会を評価・対応する体制が整備されれば、品質管理の属人化が解消されて品質保証能力の強化につながります。

顧客の信頼感・満足度の向上

「リスク及び機会への取り組み」の実践は、顧客の信頼感および満足度の向上に対しても有効な手段です。リスクを事前に識別し、品質不良や納期遅延などの問題発生の抑止につながり、顧客に対して安定した製品・サービスの提供による信頼感につながります。

加えて、機会の把握・活用により、顧客ニーズを先取りした改善提案や付加価値の高いサービスも実現し、顧客の期待を超える対応の実現も可能です。「リスク及び機会への取り組み」が継続的に実施されれば、企業・組織の姿勢として誠実性や改善志向が顧客に伝わり、中長期的な関係の構築に寄与します。

結果として、顧客の信頼感・満足度の向上も実現し、企業の競争優位性を支える信頼基盤もより強固なものとなるでしょう。「リスク及び機会」の特定を通じて、事業活動における潜在的なリスクの最小化を図るのは、業務の中断や損失の回避し、継続的な業務改善を推進します。

リスクと機会の分析方法

ISO9001における「リスク及び機会への取り組み」では、まず企業や組織のリスクと機会を分析する必要があります。しかし、リスクと機会は紙一重です。適切な改善を実施すれば、リスクが機会になり、企業や組織の成長に寄与する場合があります。

リスクと機会を分析する際、「SWOT分析」が取り入れられることが一般的です。企業や組織がターゲットとする市場や、提供する製品・サービスによって着目点に差異がある一方で、リスクと機会が表裏一体であるという視点を意識する必要があります。

SWOT分析とは

SWOT分析とは、企業・組織の戦略立案や意思決定のために用いられる代表的な分析手法です。以下4つの視点により、内部要因と外部要因の双方から、「リスク」と「機会」を体系的に整理します。

  • Strengths(強み):自社・自組織の競争優位性や成功に寄与する内部資源・能力
  • Weaknesses(弱み):企業・組織における改善・対策が必要な内部的課題や制約
  • Opportunities(機会):市場環境や社会環境の変化など、自社・自組織にとって有利に働く外部要因
  • Threats(脅威):競争激化・法規制・顧客ニーズの変化など、自社・自組織にとってリスクになり得る外部要因

SWOT分析を実施すれば、企業・組織は現状を客観的に把握し、強みを活かして機会を捉える戦略と弱みを克服し、脅威に備える対応策の導出につながります。ISO9001をはじめとしたマネジメントシステムにおいても、リスク及び機会の把握や将来を見据えた戦略的対応策の立案に有効な手法です。

SWOT分析の実施方法

まず、SWOT分析の目的と対象を明確に設定し、ポジティブ思考・マイナス思考の視点で、内部環境・外部環境それぞれの要素を洗い出します。

洗い出した要素を4象限のSWOTマトリクスに整理し、可視化することで全体像の把握が容易になります。

<SWOTマトリクスの例>

プラス思考(positive) マイナス思考(negative)
内部環境

  • 人手不足
強み(Strength)

  • 人材を確保できれば新たなビジネスの展開が可能
  • 人が人を呼び、さらなる人材確保に弾みがつく
弱み(Weakness)

  • 定年を迎える人が増え、労務倒産の可能性が増大する
  • 高齢化が進み、企業や事業が先細りとなる
外部環境

  • デジタル化の進展
機会(Opportunity)

  • デジタル化により、提供するサービスの商機が増加する。
  • 紙での保管が減り、オフィスに空きが生まれ、業務効率に良い影響がある
脅威(Threat)

  • サイバーセキュリティのリスクが高まる
  • 情報セキュリティ対策にさらなる投資が必要となり、損益に影響する可能性がある。

SWOTマトリクスの分析結果を踏まえ、回避または最小化すべきリスクや積極的に活用すべき戦略を検討し、実行可能かつ効果的な戦略・対応策を策定します。SWOT分析を通じて、企業・組織の内部環境や外部環境の客観的な把握が「リスク及び機会への取り組み」の実践確度に直結します。

ISO9001における「リスク及び機会への取り組み」の実践方法

SWOT分析は、あくまで分析手法であり、リスク及び機会への取り組みを実践するための一過程です。以下では、ISO9001における「リスク及び機会への取り組み」の具体的な実践方法について、7段階に分けて解説します。

1.リスク及び機会の分析

まず行うのは、「リスク及び機会」の分析です。前述したSWOT分析で、内部外部要因を整理する方法が有効であり、プロセスごとにリスク一覧を作成し、発生頻度・影響度に基づいて対応の優先順位を定め、対応方針を策定します。

2.リスクへの取り組みの計画

分析結果に基づき、リスクへの対応計画を策定します。対応にあたっては、リスクの優先度に応じて、回避または低減すべきか、あるいは共有もしくは受容すべきかといった対応方針を選定します。

具体的な対応策としては、手順の見直し、教育訓練の実施、監視体制の強化等が挙げられます。なお、計画の策定にあたっては、関係各部門との緊密な連携のもと、実行可能性および実施効果の両面を十分に考慮することが求められます。

3.取り組みの評価・有効性の確認

計画後は、リスクへの取り組みの評価と有効性の確認を行います。定めた対策が実際にリスク低減や、目標達成に貢献しているかを検証するプロセスです。具体的には、内部監査、マネジメントレビュー、KPIモニタリング、是正処置の実施状況などを通じて、結果と計画との乖離を評価します。必要に応じて対策の見直しや改善を行い、継続的な有効性の維持と向上を図ります。

4.是正処置

取り組みの評価・有効性の確認を行ったのち、不適合の原因を明確に特定し、同様の問題の再発防止を目的として講じる対策として、是正処置を行います。発生した不適合を記録し、原因分析を行い、根本原因に対する対策を立案・実施する流れが通例です。

5.リスク対応策の文書化と管理

これまでの対応をもとに、リスク対応策の文書化と管理を実施します。リスクの特定・評価・対応内容を明確に記録し、継続的に管理・見直しを行ううえで不可欠な工程です。リスクアセスメントシートやリスク対応計画書を用いて、対応策、責任者、期限、評価方法などを明記します。文書化は必ずしも必須ではないものの、状況に応じて検討する必要があります。

6.利害関係者との情報共有

「リスク及び機会への取り組み」について、利害関係者との情報共有を行います。取り組みの透明性と有効性を高めるために必要な工程です。取り組み内容や対応状況を定期的な会議、報告書、ポータルサイトなどを通じて関係部門および外部ステークホルダーに伝達します。情報共有によって認識の統一と協力体制が強化され、リスク管理の実効性が向上に寄与します。

7.教育・訓練による浸透と定着

「リスク及び機会への取り組み」を組織内に浸透・定着させるには、計画的な教育・訓練が不可欠です。リスクの認識方法や対応手順について、実際の事例を用いた研修を実施し、全従業員が自らの業務に関係するリスクを理解・対応できるよう指導します。定期的な訓練とフォローアップにより、継続的な意識向上と行動定着を図ることが肝要です。

リスク及び機会への取り組みにおいても、PDCAサイクルによる計画・実行・評価・改善を繰り返し、体制構築や維持の安定化を図りましょう。

ISO9001における「リスク及び機会への取り組み」の具体例

ISO9001における「リスク及び機会への取り組み」の具体例を紹介します。

業種 機会の具体例 リスクの具体例
製造業
  • 自動化技術の導入による生産性向上
  • 新市場への進出
  • 環境対応製品の開発
  • 機械の故障による生産停止
  • 原材料価格の高騰
  • 品質不良によるクレーム増加
建設業
  • 施工精度の向上
  • 再生可能エネルギー関連工事の需要増
  • 公共事業の拡大
  • 労働災害の発生
  • 天候による工期遅延
  • 下請業者の不履行
IT業
  • クラウドサービスの需要拡大
  • AI・IoT分野への参入
  • 国際標準への準拠による信頼性向上
  • セキュリティインシデント
  • システム障害によるサービス停止
  • 技術者の離職

上記の「リスク及び機会への取り組み」は、一部の例であり、企業の業種や体制によって項目は多岐にわたります。マネジメントシステムを構築するには、自社・自組織のリスク・機会を客観的に分析と適切な取り組みの実施が不可欠です。

ISO9001における「リスク及び機会への取り組み」を実践する際の注意事項

以下では、ISO9001における「リスク及び機会への取り組み」を実践する際の注意事項について解説します。

リスク及び機会が表裏一体であることを把握する

ISO 9001に基づく「リスク及び機会への取り組み」を実施するにあたっては、リスクと機会とが相互に関連し、表裏一体の関係にあることを的確に認識することが求められます。
リスクとは望ましくない結果が生じる可能性を内包する一方で、適切な管理および改善を通じて、企業または組織にとって有益な機会へと転化し得る性質を併せ持つためです。
例えば、新技術の導入は品質の維持・確保に一定のリスクを伴うものの、生産性の向上や競争優位性の確保といった新たな機会を創出する契機となり得ます。
したがって、リスクを単に回避すべき対象と捉えるのではなく、機会として積極的に活用しようとする姿勢こそが、品質マネジメントシステムの有効性を一層高めるうえで不可欠であるといえます。

対応策の有効性を評価する

ISO 9001における「リスク及び機会への取り組み」を実践する際には、対応策の有効性評価による現状への最適化が必要です。対応策を実施しただけでは、リスクの低減や機会の活用が適切に行われているとは限りません。

リスク回避のために導入した手順が現場で機能していない場合、ISO認証における要求事項への不適合を生む可能性があります。内部監査やマネジメントレビューなどを通じて、対応策の妥当性・実行状況・成果を継続的に確認し、必要に応じて有効性の評価を行うことが、継続的改善と品質維持の両立を実現します。

ISO9001における「リスク及び機会への取り組み」を実践する際には、注意事項を留意したうえで、現状の客観的な把握と適切な対応策を講じることが肝要です。

総括

当記事では、「リスク及び機会への取り組み」の概要や取り組みによる効果、実践方法について解説しました。この取り組みは、単なるリスクの回避にとどまらず、組織の成長機会を的確に捉え、戦略的に活用するための基盤となります。

ISO 9001の要求事項に則り、リスクと機会を体系的に分析し、対応策の計画・実行・評価・改善を実施するのは、品質マネジメントシステム全体の実効性向上において不可欠な要素です。対応策の有効性評価や関係者との情報共有、継続的な教育・訓練による意識の定着など、「リスク及び機会への取り組み」の実践は、事業体制の強化にも大きく影響します。

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